腰の痛みというものは労働による疲労の
蓄積だったり、ちょっと重い物を持った拍子に
突然痛めたり、座り作業を長い時間していて
腰に疲れがジワジワ溜まったりなど。
痛む原因やきっかけは人によって様々ですが、
一度痛めてしまうとあらゆる日常の動作に
支障をきたしてしまう事も多々あります。
歩行時にも腰に負担が乗っかって来るので
腰痛サポーターなどが
手放せ無くなってしまいますし、腰周りの
痛みが悪化すると骨盤や背骨のズレの場合、
神経を圧迫しそれが脚の痺れなどにも
繋がって行く恐れがありますので、
腰に少しでも痛みや違和感を感じたら 速やかに
整形外科やペインクリニックなどに行く事を
おすすめします。
違和感や痛みを感じた時点で恐らく、
自然の治癒力を上回る負担が日常生活を
送る中で腰に掛かってしまっているので、
騙し騙し やり過ごそうとするのではなく、
専門医に診てもらうのが、その時点での
最善の選択肢だと思います。
とはいえ、常に病院に居る訳にも いか無くて、
実際には入院している方以外は
治療・リハビリしている時間は
せいぜい10数分~30分位でしょうから、
それ以外の日常の時間の方が遥かに長いわけです。
そうした時に考える事は、日常に おいて、
如何に腰への負担を減らすか?という点ですね。
姿勢を意識したり、
腰の状態に左右されますが、もし可能である
場合は、
軽くストレッチを行って伸ばして解してみたり。
そして、自身の身体に より合った体圧分散マットレスや
電動ベッドを探してみたり、と。
如何に日常生活の中で疲れを溜め無いか、あるいは
という意識が とても大事なのですが、それ程 意識的に
日々対策を施していても、
ダメージを完全に封じきる事は難しいです。
と、言うのも身体は頭部から足先まで、それぞれの
重さが異なり、頭部は約5㎏と言われていて
人により胴部や脚の重さは違いますが、身体の中心と
なるのは腰部です。
身体を前に傾けたり、後ろに反らしたり、捻ったり、
伸ばしたり、と言った中で、何処に負担が掛かるか?と言うと
腰椎や腰の筋肉です。
なので、腰を労わる事が非常に大切なのですが、ストレッチや
適しておらず、(と言うよりも、痛くて行えない)急激に
痛む場合には やはり、まずは冷やして熱を取り、
その後で温熱療法で血液の流れを正常に戻す様に努めると言う
対策が有効です。
何時でも行えると言う意味で、湯船に浸かり、しっかりと全身を
温めて血液の流れを促すのが、最も簡単な対処法だと思います。